戦術論5
今まで書いてきたように麻雀は攻撃と守備の2つの局面があり勝つためにはそのどちらにおいても質の高い選択が必要になります。
質の高い攻撃と守備をするためには攻守のバランスを見極めるのが要になります。
今回は攻守のバランスの内容です。
言葉でいえば簡単なのですがこれを対局中に実践するのはかなり難しい。
なぜなら攻撃と守備は互いに相反する行動をしないといけないからです。
攻撃を効果的にするためには手牌をどんどん進めればいいのですが
そうなると守備がおろそかになりやすく
攻撃に偏った打ち型だと得点が多くなる反面失点も多くなり、逆に
守備を効果的にするためには安牌を抱えこんでおけばいいのですが
そうなると攻撃がおろそかになりやすく
守備に偏った打ち型だと失点が少なくなる反面得点も少なくなります。
攻守のバランスとは
攻撃と守備という相反する局面を見極めて、そのバランスを見出すことにより
得点が多く、失点が少ない打ち型(得点ー失点の最大化の打ち型)を築くことです。
(ウマ・オカがあるため終局に近づくとまた違ったバランスになります。)
これを完璧にこなすことは難しいため
(まだまだ優劣の解明できていないこと、ルールの多様化によりルールによって回答が変わることなど多数あるなど)
どのへんのラインまで攻撃・守備をするかはその人自身の技量・好み・戦略、そして麻雀のルールを考慮して見極めてよりよい打ち型を築くことが大切になります。
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